板金塗装
左クォーターの損傷です。よくぶつける代表的な箇所なんですが、裏から叩きだす事が出来ないので板金技術の腕が要求される、修理の難しい箇所です。
まずは鉄板を叩いて元の形に戻していく。
この方法はどこの修理工場さんでも同じなはず。作業のポイントとなるのは、どこまで元通りに叩きだすか?になります。
最近では高性能なパテが発売されているので、ある程度まで板金して後はパテで整形するやり方も多いみたいで、このお車も他店で一度修理されていましたが、あまりにもぶ厚く盛られた板金パテにビックリ!!!
確かにパテに頼った修理は簡単で早いので修理工場としては正直、儲けにはなるのですが、その弊害は後になって、お客様のお車に必ずと言っていいほど出てきます。
修理してすぐは同じように見えたとしても、パテが鉄板と交わる事はありえないので、月日が経つと差が出てくるのは当然のようなもの・・・
「パテ」=「車のボディにとっては異物」な物なのでちょっとした衝撃だけで、パテのかたまりがポロリ。もろいですね…
誤解しないで頂きたいのですが、パテを使う修理がすべて悪い訳ではありません。
細かいひずみを取り除くために薄くパテを塗るのは、さほど問題ないのですが、きちんと板金で叩き出さずに、パテを盛って整形するような安易な修理だと、時間が経つとやせてくる。
つまりパテのところだけへこんででしまうなどのトラブルを引き起こしやすいので、やはりパテの使用量は少ないのが一番。
「パテを塗る」 or 「パテを盛る」ちょっとした言い方の違いですが結果は大違いなんです。
このぶ厚く盛られたパテを全て剥がすと鉄板が出てきましたが、表面はブツブツ&ボコボコの状態です。
でもこれはよくあるごく一般的な修理方法。スタッド溶接機を使用して鉄板の表面を引き出しながら板金するので、どうしても表面はこのような状態になってしまいます。
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2023年11月30
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