適切な溶接をする為には
最近のハイブリッド車など高性能・高機能化の代償として車の材質が変わっているのを皆さんはご存知ですか?
車を軽量化するため鋼板を薄くしたり、3枚重ねだったものを2枚重ねにした分、修理にはより強力な溶接力が必要になっています。。
溶接で安全かつ耐久性を戻す条件
各自動車メーカーは車両を安全かつ耐久性も同じに戻すための溶接条件として
- 1.加圧力
- 2.通電電流値
- 3.通電時間
を現在指定しています。
つまり修理の際、溶接強度管理が非常に重要になっているのです。
例えば、高電流(約10000A) が指定されている部位があるのですが、一般的な工場では通常8000Aなのでこのままではメーカー指定の溶接条件にあった修理を行うことは出来ません。
当店では一昨年、電柱からの線を太くする電気工事を行い10000Aの高電流を確保しました。これらは車両の耐久性に関わる箇所の為、使用する溶接機もまたより高性能なものが必要となっています。
メーカーが指定している溶接条件は全て数値で表記されているのですが、現在主流の溶接機はメモリをゲージで表すタイプなので、溶接条件通りに溶接できているか判断できません。昔と違い、職人感覚で何となく溶接できた…では今は通用しない時代なのです。
溶接の強度と安心は最高ランクを目指して!!
今回、当店が導入した最新溶接機は、
現在各自動車メーカーが指定する溶接条件を車種と部位別に数値がバーコード化されているので、職人の感ではなく、自動車メーカーの新車ラインと同等の強度とキレイな仕上がりが可能なんですハ!!
また、新型車が発売されてもインターネットを通じて即座に溶接条件のデータを入手することができるので最新車種の修理も迅速に対応できます。
溶接の強度と安心は最高ランクを目指して!!!
当店は技術はもちろんのこと、設備にも徹底的にこだわります。
※自動車メーカーが指定している溶接条件通りに修理した車と溶接条件をクリアしていない車の衝突対比動画がありますので来店見積り時にご覧下さい。溶接条件にあった本当の修理の必要性が一目瞭然です!!!